反応点治療

反応点治療
著者:河村廣定
価格:3,570円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

はり灸師が教えるツボ刺激による自己ケア

はり灸師が教えるツボ刺激による自己ケア
著者:河村廣定
価格:2,100円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

<

「足の長さが違う」って言われませんか?


「だからなに?」と言いましょう。

『現代医学による診断が役に立たないとなると、人は非主流医学の代替医療に目を向けたがる。整体術、カイロプラクティック、オステオパシー(本書ではマニピュレーションとしてのべられている。)などがそうである。こうした方法においては、骨盤に歪みがある証拠として、下肢長差を問題にすることが多い。しかしサーノは、下肢長差があることは異常ではないと述べている。人間には利き腕もあれば利き足もある。人体は本来、左右対称には出来ていないのだ。前川喜平らの歩行の重心学的研究によると、直立姿勢の重心点は、歩き始めは正中よりやや右側にあり、五歳頃になると一度正中に移動し、その後徐々に左側に移っていくという。これは右側にある肝臓が重いためで、歩き始めの時期は肝臓の重さを補正できないが、徐々に重心を左に移すことで補正し、大部分の人は自然に左脚が軸足となるという(「小児科診療」第五一巻、一八四一頁)。これは人の重心点は正中にあるものではなく、左右の下肢それぞれに役割分担があることを示している。要するに左右差があって当然なのだ。

 また、背中を触診して認められる脊椎の僅かな変異(サブラクセイション)が腰背痛の原因だとされてきた。実は、これも大きな誤謬だったことが明らかになっている。なぜか?第一に、触診で触れる椎骨の一部は本来、正中線上にないのが当たり前だからである。繰り返すが、人間は左右対称には出来ていない。


ジョン・サーノ
ジョン・サーノ博士のヒーリング・バックペイン
監訳者あとがき(長谷川淳史)P233


-あっぷるメモ-
見た目で「ほらこんなに違うでしょう?」って言われると、なるほどそれが原因か、と思いがちです。
人間の頭は常にわかりやすい答えを探しています。
ヘルニアとか、足の長さが違うとか、見た目でわかりやすい答えを提示するとそう思ってしまいます。
むかし、ドロドロ血液がサラサラ血液になるというのを顕微鏡で見せるというのもありましたね。

人間は左右非対称なので少々の違いがあっても当たり前。
右手と左手でシワの数が違う程度の問題なのです。

痛みの原因はもっと別のところにあります。

サーノ博士のヒーリング・バックペイン

サーノ博士のヒーリング・バックペイン
著者:ジョン・E.サーノ
価格:2,100円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る