起きてはならない事故が起きてしまった。

2016年度の猟期が始まって一月近くが経とうとしてますが皆さん調子はいかがですか。
私は数回出猟しているものの未だ獲物ゼロです。(-_-;)

それはさておき、先日残念なニュースが入ってきました。
ご存じの方も多いと思います。

これ↓
イノシシと間違え猟銃発砲 狩猟仲間の男性死亡 兵庫県佐用町 – 産経WEST

〜〜〜引用〜〜〜
 11日午前11時半ごろ、兵庫県佐用町庵の山中で、仲間と猟をしていた同県姫路市飾東町夕陽ケ丘の大工、黒田竜次さん(26)の腹部に、別グループで狩りに来ていた大阪府の無職の男性(69)が撃った猟銃の弾が当たった。黒田さんは約3時間後に搬送先の病院で死亡が確認され、兵庫県警佐用署が業務上過失致死容疑で男性から事情を聴いている。

 同署によると、黒田さんは姫路市内の狩猟愛好家ら4人と一緒に同日朝から山に入り、猟犬を使いながらシカなどを狙っていた。大阪府の男性も、9人の狩猟仲間とクマやシカなどの狩りをしていたという。

 男性は同日午前11時25分ごろ、仲間から「獲物が近づいてきた」との無線を受け、発見したイノシシに向け猟銃を2回発砲。その後、倒れている黒田さんを見つけたという。黒田さんは当時、はぐれた猟犬を探していた。

 現場は智頭急行平福駅の北東約2・2キロの山中。
〜〜〜引用〜〜〜

大変に痛ましい事故です。
佐用町といえばうちからもさほど遠くない場所です。
亡くなられたのは姫路の猟師の方ということで、私の知り合いの猟師の知ってる方でした。
距離がどうとか、知り合いだからどうとかではないですが、ちょっとショックでした。

聞いた話によると、亡くなられた方は子供のころから猟師になりたくて20歳で銃と狩猟免許をとって6年目の期待の若手だったそうです。

被害者の方にも落ち度があったと聞くので狩猟ベストを着ていなかったのだろうかとか、加害者になった方もちゃんと確認してから撃ったのだろうか、どちらにも慣れがあったのではなかろうかとか、色々と想像してしまいます。

自動車に乗れば事故を起こしてしまうこともあるし、自分が気をつけていてももらい事故もあります。
便利な道具も使い方次第です。

便利な道具であるほど危険度も高いのかもしれません。
こういう事故がまた起きないように、自分自身に言い聞かせて慎重に取り扱いたいと思います。

亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。



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起きてはならない事故が起きてしまった。 への2件のコメント

  1. 刈谷 より:

    こんにちは。
    これから猟師を目指す私にとっては「明日は我が身」の怖い事故です。
    いわゆる「ガサドン」だったのではないかと思っていますが
    いざとなったら私も撃ってしまうかもと心配しています。

    • apple hunter より:

      こんにちは。
      本当にガサドンは怖いですねえ。

      最近は登山をする人も増えたし、獲物の目視とバックストップの確認は必須ですね。
      100m200m先に誰かいるかわからないですからね。

      撃たれない対策も大事ですね。

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