クローズアップ現代

先日、2月14日のクローズアップ現代で狩猟が取り上げられましたね。
皆さんみましたか?

僕は録画予約の日時を間違っていての録画できていませんでした。(^_^;)

しかし、知人から録画していたものを借りてみることが出来ました。
番組はコチラです。
ハンターが絶滅する!?~見直される“狩猟文化”~ – NHK クローズアップ現代

見た感想としては「たいへんだなあ」といった所でしょうか。(^_^;)

常々思っているのですが、現代の日本は「死」というものを忌むべきものとして隠蔽しすぎている気がします。
死が良いものとは言いませんが、あるのが普通、なのだと思います。

現在、日本人の殆どは病院で死にます。
また、核家族化が進んでいて、じいさんばあさんの死を身近で見ることも少なくなっています。
食用の肉はパックとしてお店で売られていて、スーパーには死を感じさせる気配は微塵もありません。
もちろん家で動物を捌いて食べるということもありません。

そーゆーところも、ハンター文化の減少に大きく関わってるんじゃないかなと感じました。

また、上記リンクのサンプル動画でも見れますが、
「自然との対話を通じて、その恵みを体感したいと入会したにもかかわらず、動物の駆除を担わされることに複雑な思いをいだく人も少なくありません」
というナレーションがあり、駆除をしてその肉を利用することなく、処分されてしまうということが紹介されていますが残念なことですね。
一部では産業化しようという動きも紹介されておりそれは素晴らしい事だと思いました。

しかし、ハンターが居なければ、駆除も捕獲もできないのでそこの部分の改善がもっと必要な気がします。

いま、山賊ダイアリーのような漫画とか、ネットで狩猟や銃砲の取り扱いに関する情報は得られるようになって来てますが、実際に身近に銃砲をみることが少なく、銃を持って狩猟をしてみたい、と思っても中々その世界に入れないのが現状だと思います。

実際、自分も知り合いに誰も狩猟をしている人が居ない状況から今に至るわけですが、中々自分一人で情報を集めて、そこから免許等々の取得に至るのは大変でした。
ま、そんな仲間が増えたらいいな〜、って感じでこのブログをやってるんですけどね。(^_^;)

正直、知人のところの猟友会は色々と頑張ってる感じですが、地元の自分が所属している猟友会は、じーさんばっかりでとてもとても近寄りがたい感じです。(^_^;)

あと、銃所持の規制がきびしいのも問題ですよね。
せめて、もうちょっとたくさん射撃場など銃を撃てるところがあって、自分の銃じゃなくても試し撃ちが出来るぐらいでないと、銃所持者は中々増えないんじゃないかな〜?

自分は今のところ、自分で獲物をとって捌いて食べるのが楽しくてやってる感じで、山の環境とか、そういう事に積極的に関わろうという感じではないですが、そういうハンターという文化の「すそ野」?的なものがもっと広がっていかないと、山の担い手たるような人も増えないでしょうね。



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クローズアップ現代 への2件のコメント

  1. 岡山のヒゲジイ より:

    テレビ見ました。37年ぶりに銃をやろうと決めたキッカケになりました。3月29日に許可申請してガマンの日々です。沢山の記事参考にさせていただいてます。私も今年、罠と二種を予定しています。子供のころは空気銃は誰でも持っていたし37年前は散弾と二丁所持していましたが、もっと簡単だったような気がします。全国で銃の所持者93000人らしです。うち岡山県は3000人ですが、やる気のない銃砲店ばかりで銃はもちろん備品もネットで揃え中ですがネットショップも9割は中途半端です。あと、公安様、生活安全課様、大日本猟友会様、ならびに農林課の現状が日本の狩猟文化を暗くしていますね。

    • apple hunter より:

      ヒゲジイさんありがとうございます。
      昔は空気銃は登録だけで許可は要らなかった、なんて話も聞きますが、それはそれでコワイ気もしますね。(^_^;)

      農林関係の行政と、公安などの警察関係が縦軸とすると、
      猟友会の繋がりや、親子や地域との繋がりが横軸な感じで、
      このバランスを取るのが問題を難しくしている気がします。

      それでも、岡山県は山賊ダイアリーを見ると、やる気のある銃砲店があって、空気銃の撃てる射撃場があって環境は悪くない方の様に思います。

      なにはともあれ、このブログが少しでも役にたってるなら嬉しいです。
      頑張ってくさだいね〜。\(^o^)/

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