2015年12月16日水曜日
午前中に知り合いの猟師Tさんから電話いただきました。
「鹿が罠にかかったけど要る?」
この場合、だいたい「自分で解体するなら差し上げます。」という意味が多い。w
豆知識。
「野生の鹿肉や鴨肉を食べてみたい!」と思った場合、知り合いに猟師さんが居れば「自分で解体しますので」と言えば丸っと一匹無料で貰えたりします。(^_^;)
知り合いの知り合いの猟師でも高確率で貰えると思います。
もちろん自分で解体しないといけないけどね。
解体する場所と時間と体力と気力が要りますが、それでも無料で数キロの肉が手に入ります。
イノシシは難しいけれど、正直、鹿はそのまま捨てられていることが多いので多分貰えると思います。
鳥類もそうですが、捕まえるよりも解体して精肉するのが大変なんですよ。
話が逸れました。
そーゆー訳で昼からその猟師Tさんの元へ。
まだ箱罠の中に居るから取りに行こうとのこと。
角はなく2歳位の?メスでした。
Tさんが槍でとどめを刺します。
可哀想と思いますが、普段食ってる豚肉も牛肉もこうやって誰かが殺したものを食ってるんだよなー、それを知らずに食ってるほうが罪深いかもなーなんて考えている間に絶命しました。
僕はアパート住まいなので、Tさんのお家のガレージを借りて解体します。
Tさんは兼業猟師?なので仕事があるから、「冷凍庫がいっぱいなので背ロース一本貰えたら後は好きにしていいよ」
と言い残して仕事に戻られました。\(^o^)/
さて、鹿は後ろ足で吊るします。
地域によっていろんなやり方があるようですね。
鹿と一対一。(笑)
普段は内臓は現地で抜いて埋めて帰ってくるのですが、時間の都合でここで外しました。
内臓も食えるんだろうけど知識が足らず、心臓とレバー以外は処分します。
皮を剥いて、片足はずして、内臓を取り出す直前。
そうそう、このブログ、「鹿の脳みそ」で検索してこられる方が多いです。(^_^;)
美味しいんですけどねー。非常にグロいです。(^_^;)
とゆーわけで頭骨をナタで割って脳みそを取り出します。
3〜4時間くらいかかったかな?
Tさんが帰ってきて皮や背骨など残滓を山に埋めに行きました。
ふだん、全く体力を使わない仕事な上、運動嫌いで全く体力がないので、帰ったら手が震えて握力がないくらい疲れてました。(^_^;)
40歳も超えたので老後に備えて「貯筋」しないといけないなと思いました。
あー、まだ精肉しないといけないけど明日以降にしよう。/(^o^)\
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