我流鴨解体の仕方まとめ。

ここ数年で沢山の鴨を捌いた。

書籍やネットで調べながらいろいろと試して自分なりの捌き方が固定してきました。
自分用の記録だけれど誰かの参考程度になればそれはそれで嬉しいです。

サンプルは先日獲ったカルガモさんです。

①鴨は獲ったらすぐに血抜きをして腹を割って腸を抜いて出来れば腹腔内を冷やしておく。

羽根はワックスを使うと毟るのが簡単です。
詳しくはこちら。
鴨の羽根毟り with ワックス | Hunterへの道

②羽を毟って頭と手羽先と足先は外しておく。
首の方から指を突っ込んで食道や気管の結合組織を外しておいてお腹から砂肝を引っ張ると食道ごと抜けます。

だいたいこんな感じからスタートです。
お腹の中には肺、心臓、レバーなどが残っています。

③まずもも肉の内側に切込みを入れます。

肉にそって開いていき、割り広げると足の骨の付け根が見えるので繋いでいる筋を切って、もも肉を切り外します。

④反対側の足も同様に切り外します。

⑤続いて胸骨にそって包丁を入れます。

Y字の鎖骨にそって包丁を入れて、胸の骨から肉を剥がすように切り開いていきます。

骨の場所、骨と肉がくっついている部分が分かってこないと難しいかも。

次いで、手羽元の骨が繋がっている腱を切ります。
これも最初は場所がわかりにくいかもね。

あとは身に肉を残さないように切ると、胸肉と手羽が外れます。

⑥反対側も同様に外します。

⑦手羽と胸肉は表からではなく、

肉側から切ったほうが切り分けやすいです。

ささみは手で外れますので外しておきましょう。

⑧ガラは胸骨の両側の肋骨を切って開けます。

ぐいっと開けると心臓やレバーが見えます。

背中側の肩甲骨の裏辺りに包丁を入れると胸骨が外しやすいです。
写真撮り忘れた。orz

心臓、レバー、気管、肺を外して洗うとこんな感じ。

いわゆるガラって奴ですね。

⑩こんな感じで解体終了です。

胸、モモ、手羽はとりあえず真空パックして冷凍庫行きにします。ヽ(^。^)ノ

さんこうになったよ!と思った方はポチッとお願いします。ヽ(^。^)ノ
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ



カテゴリー: 料理, 解体   パーマリンク

我流鴨解体の仕方まとめ。 への2件のコメント

  1. 兵庫北部 より:

    こんにちは!
    少し冬っぽくなりましたね。
    こっちは雪が降ってますがあんまり積もってません。個人的には雪はいらないですがスキー場が泣いてます。

    昼休みに狩りが出来るってうらやましいですね!サクッと撃って食材確保!

    今回の解体の仕方のまとめはとても参考・勉強になります。こんなに詳しく画像付き解説は見たことがないです!

    • apple hunter より:

      寒いですね!
      今のところこちらは雪は積もっていません。
      昼休み、、とゆーか、自営業なので割と時間は自由です。(^_^;)

      今回の解体は普通の鶏とほぼ一緒ですね〜。丸鶏の解体とかで検索すると結構出てきますよ。ヽ(^。^)ノ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です