鴨の処理

カルガモ1羽ゲットしました。
毛抜きして内臓とってお肉にします。
ショッキング画像注意。

こないだの鹿をさばいたときもそうですが、基本的に誰かに直接教えてもらったわけではなく、ネットや漫画書籍その他の知識でやっております。
そう考えると俺ってすごいなと勝手に思ったりしています。w
あと、解体のカテゴリを狩猟にするべきか、料理にするべきか悩ましいところです。w

さて、カモさんです。カルガモさんです。
当然、死にたてで羽がついたものを触るのは初めてです。
腸抜きは猟場でやっておきました。

まず、毛を抜きます。
本の知識に従い、ゴミ袋の中でむしります。
たぶん、いっぺんにたくさん抜こうと思うと大変なのでちょっとずつ毟ったほうが良さ気です。
おなか側から始めてみました。

割とサクサクと抜けますね。
芯のある毛が抜けると羽毛が生えています。


この羽毛を抜くと鳥肌が見えます。

お腹、背中、脇腹、尻尾、首、手羽と羽をムシっていきます。

毟る。毛が少ないと書いてムシる。
なんだか酷い言葉だな。w

背中やお腹はサクサクと抜けますが、首とか、手羽とかはなかなか固い毛がありますね。
あと、棒毛というのは意外に少なかったです。
脇?にあるやつです。これが伸びると新しい毛になるようです。

頭は今回はパスしよう。
首をはさみで切り落とします。
羽も手羽先の先を切り落とします。

この形…キメラの翼か羽根箒だな。w
ってゆーか、羽根ボウキって絶対このまま使ってるな。中に肉と骨はいってるよね。www

さて、だいたい毛を毟り終えても小さな羽毛が沢山残っています。
これをバーナーや、コンロ、キッチンペーパーを燃やした火で焼くらしいですが、これらのものが手元にありません。
チャッカマンやライターはあるけど時間掛かりそうですね。
さてどうしたか、取り出しましたるは、今やどこのご家庭にもある(?)消毒用アルコールスプレー。
これをブシュッと降りかけライターでボッと火を付けると燃えます。


皮に火が入りそうだと、フッと息で消します。
けっこう簡単に残った羽毛の処理ができます。( ´∀`)
間違っても燃えているところにアルコールスプレーを吹きかけて追加しようとしないでね。
火事になるか、やけどします。

小さい毛が焼けたら、水道で洗い流します。
毟り残した細かい毛もチェックしておきましょう。

さて、外側がさっぱりしたら今度は内蔵です。
総排泄孔辺りからナイフを入れて胸骨の辺りまで開きます。
腸はだいたい取れてたようですね。
腸がニオイのもとになるというなら肛門も気になるので切り取りました。
そして穴から手を突っ込むと何やらデカイ塊が!
砂肝ですね。

想像以上にでかかったです。
切り開いてみると中には砂利?と緑色のものが。
コケか何かですかね〜。

もう一度穴に手を突っ込むと柔らかい物が。
ブチュブチュ。これは肝臓だな。
レバーですね。ちょっと潰れちゃいました。(^_^;)

続いて小さな塊。
心臓ですね。
これも引っ張ったら上のほうがちぎれてしまいました。
うーん、難しい。

更に奥を覗きこむと肺と思しき物体が。
手をツッコんで剥がしてみますが取りきれません。

首側から見ると気管があるのですがこれも取れませんでした。

それから、尻尾にあるという尾脂腺。
これがニオイのもとという話もあるのですがネットで調べてもどこが尾脂腺か見つかりません。
画像もありません。

見た目で一番怪しいのはこの尻尾の背中側の2つのポッチリですね。(^_^;)

ナイフを入れてみます。

何かの組織があるのが分かりますね。横方向にもナイフを入れてみるとどうやら丸い組織があるようです。

形にそって切り開いて切除してみました。

たぶんこれが尾脂腺なのかな?知ってる人がいたら教えて下さい。
教えて!エロイ人!\(^o^)/

だいたい、切除するべき部分はとれたと思います。
足も関節からはさみで切り落としました。

あとはこれを一日干しカゴで乾燥させてから冷蔵庫で熟成?させたいと思います。

追伸
こちらも参考にしてください。
羽毟りが楽になります。
鴨の羽根毟り with ワックス
鴨の羽根毟り with ワックス 2nd



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